大手流通系企業社会貢献プロジェクト

企業の社会貢献活動「D-studium」への協力・講座企画/運営

中学生がもっと自由に自分を表現できるオンラインの場を作るーD-stadiumゼロ磁場

「彼に”同級生”と交流する場を届けたい」
そもそものきっかけは、流通大手の社会貢献事業部に所属されているYさんの体験からでした。
Yさんが三重県のとある島の中学を訪れた際、教室で先生と1対1で座っている男子学生と出会ったそうです。
在校生は彼1人、入学以来ずっと”同級生””先輩””後輩”という関係性がない。その姿を見て、Yさんは愕然としました。

彼に”同級生”と交流する場を届けたい。

そこから地域・学校を超えて、中学生が講師・様々な大人(面白人)、そしてお互いから学びあい、つながりながら自分自身を表現できるオンラインの場を設計するプロジェクト『D-Stadium』がスタートしました。

●「お互いの関係性を築くためには、まず相手の言葉を”肯定的に”受け止めるのがいいんじゃないかな」
プロジェクトの『D-stadium』は複数の企業のコンソーシアムとして成り立っています。
編集・記事の書き方、アート思考などスキルや知識を学ぶための講座部分と、全国から集まって来た中学生同士が交流し、お互いから学び合う『ゼロ磁場』という場が、それぞれ週1回用意されており、『ゼロ磁場』の企画・運営をトオラスが担っています。

色々な地域の中学生同士が集まり、普段の学校やクラスの場では体験できない様々なワークショップ(オープン・スペース・テクノロジー、ショウ・アンド・テル、インプロ劇、オンラインでのコミュニケーションゲームetc)等をオンラインで体験しています。
またプロのファシリテーターにより心理的安全性を確保し、自己開示を段階的に進めることで、相互理解・関係性を深めています。

さらには、中学生自らが企画やアイディアを出し、場のファシリテーションをしたり、運営に携わる場も提供し、自発的・自律的な学び、アクションラーニングの実践を行なっています。

【参加している中学生の声・様子】
・「学校の先生から『話すのが上手になったね』と褒められた」
・「自分が次回のコミュニケーションゲームマスターをやります!」(自ら運営として名乗り出る)
・「お互いの関係性を築くためには、まず相手の言葉を”肯定的に”受け止めるのがいいんじゃないかな」(運営方針への提案)
・「自分と同じ中学生の○○ちゃんが、グループでの司会進行がをすごく上手で驚いた」(相互に認め合い、刺激を与え合っている様子)
・「○○くんが自分が全く知らないリニアに関する知識を持っていて、教えてもらってすごい!と思った」(相互に認め合い、刺激を与え合っている様子)

 

▼D-stadium
https://d-stadium.jp
▼ゼロ磁場
https://d-stadium.jp/index.php/2020/08/14/about-zero/

中学生向けオンライン継続対話型講座(週1日)  
○実施内容          
人数:中学生 20名規模  
時間:約1.5H(週1回)
目的:
・地域・学校を超えて中学生同士がつながり、関係性築き、お互いから学び合う場を提供する
・中学生自らが企画し、表現できる場を作りサポートする

○トオラスが提供したサポート
・コンセプトの企画・設計協力
・講座の運営
・ファシリテーション
・ZOOMテクニカルサポート