こんにちは、AKIです^ ^
前回は、ニッポンのいろんな組織で、
根っこの問題から目を背け、表層的な対処に
終始している現状に吠えました(笑)。
失われた20年、30年はそのようにして
続いてきたのだと思います。
だから、そう簡単に打開ができないのも事実。
でも、今年のコロナ禍で多くの組織が導入を
余儀なくされたテレワーク環境によって
状況を変えられるかもしれません。
「オンライン」でよく言われるのは
・感情が出しにくい
・雑談がしにくい
・話が一歩通行になりがち
けれど、これらにはそれぞれ手の打ちようが
あります(今回は触れませんが)。
いや、その弱点を克服して、オンライン
ならではの特性が活かせるのです。
植物なら、その根っこを育てるために
光、水、空気の3つが大事なように、
オンラインにも3つの要素があります。
1) 越境性
離れた場所の人同士がオンラインで即つなが
るので、組織や企業間の壁も越えて参加しや
すく、多様な価値観や考え方に触れられる。
2)フラット性
等分に括られた画面にフラットに存在してい
る感覚になるため、上司・部下、本社・現場、
年長・年下等のランクが生まれにくい。
3)メタ認知性
画面の中で自分の存在を確認しながら、俯瞰
的に場を観る感覚が生まれるため、深くふりか
えりやすい。
どうですか?感覚として共有できたら嬉しい
のですが。
これはオンライン対話の場で
参加者から実際に語られた声にもとづいて
整理したものです。
さらに言えば・・・
越境性は「多様性」
フラット性は「自律分散」
メタ認知性は「リフレクション(内省)」
につながっています。
これまで、なんとなく変だなと感じながらも
フタをされてきた根っこ問題に対して、
違った背景や価値観を持つ人が混じり合い
一人ひとりのメンバーが主体的、自律的に考え
トライしたことをじっくり深くふりかえる。
僕はそんな可能性を感じています。
もちろん、これはオンラインでやれば
自然にそうなるわけではありませーん!
次回は、このオンラインの特性をどのように
組織やチームでの対話に活用すればいいのか?
その極意をお伝えしたいと思います。
今回のテーマも、トオラスbizのウェブページで
5分ほどの動画に仕立てましたので
よろしかったらご覧になってください。
では〜
AKI